このページの先頭です

薄毛を招く!?抜け毛対策で絶対にやってはいけないNG行動とは

236views

投稿日:

伝統的な発毛対策は意外にもNG

皮脂を取り除く

昔から薄毛は、頭皮の脂が過剰であることが原因とよくいわれてきました。はげている人は頭がよくテカっていて、皮脂が毛穴に詰まって毛が生えにくくなり、抜け毛の原因になるといった考えです。

しかし実はこの考え、科学的な根拠はほとんどありません。当たり前といえば当たり前ですが、皮脂は発毛の過程で大して邪魔にはなりません。

たとえば畑の表面に油をまいただけで、地中に根付いている野菜が生えにくくなるでしょうか?周辺がベタベタしているだけで影響を受けるほど、柱の土台は弱いのでしょうか?本来薄毛はそういった頭皮の表面環境ではなく、もっと根の深くに根本的な問題を抱えているはずです。

薄毛とはそもそも毛が生えてこないことです。皮脂は大した原因ではないため、シャンプーできれいに洗い流す行為にはあまり意味がありません。意味がないばかりか、頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまうことで、別のトラブルを招いてしまう可能性も出てきます。

ではなぜこういった考えが広まったのかというと、多くはシャンプーメーカーの広告戦略のせいです。シャンプーメーカーは自社のシャンプーがどうすれば売れるのかを考えたとき、頭皮がベタベタ=悪を思いついたのです。

「頭皮の脂を取り除き、頭がきれいな状態を保つことで、健康的な髪の毛が生えやすくなる」というイメージを広めたほうが、売り上げを考えると都合がよかったのです。しかし実際は根拠に乏しいので、シャンプーで神経質に頭を洗うのは止めておきましょう。

頭皮を叩く

こちらは古い対策法なので実践している方は少ないかもしれませんが、頭皮を叩く行為も問題があります。頭皮を叩くのがなぜ発毛につながるかというと、血行がよくなるからです。つむじなどをブラシなどで叩けば確かに血行がよくなり、一時的に発毛を促進する可能性があります。

しかし、問題なのは刺激が強すぎることです。頭皮を叩くと皮膚全体が刺激されます。しかし、効果を与えたい血管だけではなく、角質や毛母細胞といった重要な組織を傷つけてしまう恐れもあるのです。組織によっては再生が困難な場合があるため、叩きすぎればその周辺だけ毛が生えにくくなる事態も想定されます。

つむじはげは、こういった頭皮の叩きすぎが原因かもしれません。血行促進自体は対策として間違ってないので、育毛剤など頭皮細胞を破壊する恐れのない方法を選んだ方が無難でしょう。

発毛根拠に乏しい対策も注意

絶対NGということではありませんが、選んだ育毛対策によっては無駄な費用や時間をかけてしまうこともあります。現在の研究結果では、男性脱毛症のほとんどは男性ホルモンDHT(ジヒドロテストロン)が関係しているとされています。

よってDHT抑制と関係がない対策を行っているかぎり、髪が一向に生えてこなくても決して不思議なことではないのです。抜け毛の原因がよくわからないまま発毛サロンなどで膨大な費用をつぎ込む人も多いですが、肝心のDHTを何とかしなければ、ほとんどの男性は見てわかるような頭髪の変化は期待できません。

育毛剤にしても、選ぶときは成分に注意すべきです。国が認めている有効成分は、大きく3つのタイプに分けられます。男性ホルモンを抑制するもの、毛根細胞を活性化するもの、血行を促進するものです。男性ホルモン抑制に関してはフィステナリドのような信頼性の高いAGA処方薬があるので、育毛剤は補助効果を期待して細胞活性化、血行促進が認められている成分を配合しているものを選ぶといいでしょう。

有効成分が認められていない育毛剤は根拠に乏しいか、成分が新しすぎてまだ国に認められていないので、使用には注意が必要です。